ベークラの挑戦

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ユティック陸上部で「挑戦」をテーマに日々の生活を更新します

スポーツにおいて理想的な精神状態とは?

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みなさんは試合やレース前に緊張したり、不安になったりしますか?

 

私はとても緊張しやすい性格なのでどんな小さい大会でも緊張しています。

 

しかし、たまに緊張しない瞬間があり、その大会やレースは良い成績で終わることが多いです。

 

そこで「スポーツ選手にとって理想の精神状態を知っていたら、そこに近づける練習もできるのでは?」と考えるようになりました。

 

この記事ではスポーツ選手にとって理想の精神状態を紹介していきます。

 理想的な精神状態とは

試合や練習での理想の精神状態とは

  • 何も怖くない
  • パフォーマンスについて考えたり、分析したりしない
  • 活動自体に集中し、注意集中の範囲が狭い
  • 努力しているという感覚がない
  • 自分自体をコントロールしていると言う感覚
  • 時間と空間について普段と異なる感覚

です。

これだけ見ると一つ一つには身に覚えがあるものが多いですね。

何も怖くない

これは試合だけではなく、練習中も言えることですね。

 私に当てはめると200mのレース前に

・乳酸がたまりそう

・ラスト50mで足が止まりそう

・めっちゃ疲れそう

と考えてしまい、「200m」という距離が怖くなる時があります。

 

しかし、200mのレース前に100mと同じ感覚でレースに臨めると良い記録がでる傾向があります。

パフォーマンスについて考えたり、分析したりしない

これはレースの時、走っている最中に

・もっと足をあげよう

・腕振りを変えよう

・視線はここを見よう

など考えることなく、これからの自分の動きを疑わないと言う感覚です。

 

確かにこんなこと考えてたら、集中できたいないのかもしれませんね。

活動自体に集中し、注意集中の範囲が狭い

これはわかりやすく、一番身に覚えがありますね。

注意集中の範囲が狭いと言うのは周りが見えなくなると言うタイプの人もいると思います。私はこのタイプでよく怒られていました。

ある意味、周りの理解が一番必要なことですね。

 

しかし、周りが気にならなくなるほど集中するのは良いことなので、直す必要はありませんよ。

努力をしている感覚がない

これに関しては、私の解釈は試合と練習で少し違います。

 

試合では「良い記録が出たレースほど疲れない」という感覚で一生懸命やっている!!というのがないです。

緊張したり、良い記録を狙っている時は余計な力が体に入っています。

そうではなく、必要な力を必要な時に必要な分だけ出せるようになると意外と疲れないのです。

 

練習では「努力は夢中に勝てない」

その日の練習自体を楽しんで、全力でできる人は強くなります。

なぜなら、「辛い・苦しい」という感情の前に「楽しい」という感情がくるのでどんな練習でも前向きに取り組むことができるからです。

 

なので、自分がどうやったら練習や試合を楽しめるかを追求するのも練習効率をあげると思います。

自分自体をコントロールしていると言う感覚

これは逆のことがよくあり、緊張しすぎて自分の体が浮いている感覚や動かせない感覚がある時があります。

 

そうでなく、完全に自分の体を動かしている状態を続けることです。

また、アップや休憩中の行動も冷静にいつも通りに振る舞えるかも重要です。

時間と空間について普段と異なる感覚

これもよく聞くもので時間の流れが遅くなる感覚や会場が狭くなる感覚があります。

 

私の場合はよく良い記録が出る前には100mや200mのゴールが近く感じます。

 この感覚が出るとほとんどベストに近い記録がでますね。

最後に

この状態を知ることで日頃の練習から意識できて、練習効率がよくなったり、やるべきことがはっきりすると思います。

 

メンタル的な部分は自分自身でコントロールできたら、スポーツ選手としても、人間としてもとても強みになると思うので挑戦していきましょう。