みなさんは「一瞬の風になれ」という作品を知っていますか?
サッカー部だった主人公の神谷新二と天才スプリンターの一ノ瀬連を中心とした青春陸上ストーリーも作品です。
きっかけは図書室
中学校3年生の冬3年間入っていた野球部を引退し、高校はなにしようかなと考えていた頃、中学校の図書室の「青春スポーツ特集コーナー」で「一瞬の風になれ」との出会いました。
その頃は文字ばかりの本に興味はなかったのですが、特集コーナーのポップが面白かったので勢いで借りてしまいました。しかし案の定、最初の数ページで読む気がなくなりました。
しかし、ふと主人公のライバルが言った「走るの好きって言ってたじゃん」という文字に目が止まりました。それは主人公に向けて言ったセリフだったのですが、なぜか私に言われているかのような気がしました。
「確かに野球の練習の中で走るメニューは好きだったな」と思い、そこから思い直し、読み続けることにしました。
イメージとは違ったドラマ
本を借りてから約1ヶ月かけて全て読み終わり、その頃には陸上部に対しての印象も変わり「俺、陸上部で短距離やろうかな」と思うようになってました。
小説を読み終わった頃、テレビのドラマで「一瞬の風になれ」が実写化され、放送されました。
ちょうど読み終わった頃だったのでとても楽しみにしていたのですが、見てみると「あれ?こんなストーリーだったっけ?なんか・・・ダサい、やっぱり現実はこんなものなのかな」とがっかりしてしまいました。
イメージ通りだった漫画化
実写化されたドラマを見て、何かしっくり来なかったので、その頃発売されていた漫画の1巻を買いました。
表紙を見て確信しました「これ!!求めていた新二と蓮はこれ!!」と興奮し、すぐに買ったのを覚えています。それ以来、漫画の「一瞬の風になれ」にハマってしまいました。
きっと、新二が買ってもらったクロノインクスに憧れて、真似した人も多いはず!(私がそうでした、未だにクロノインクスを履いています)
こんな人におすすめ
この「一瞬の風になれ」は
・陸上を知らない人
・陸上に興味があるひと
・陸上の短距離がかっこいいと思う人
・最近、陸上がつまらないと感じる人
にぜひ読んでほしい作品です。
この作品は「天才との向き合い方・努力とは・諦めるとは」を教えてくれる作品でもあります。
読んでからは
高校3年間はちょうど漫画の「一瞬の風になれ」に被っていて、この作品に影響されたものが多いです。
例えば
・新二に憧れ、クロノインクス購入
・特訓としてプールに行く
・坂道ダッシュとおんぶ走を導入
・お腹にテーピングをする
・間違えて隣のレーンで待つ
これらは全てしましたね
今となってはいい思い出です(笑)
また、陸上のリレーが好きになったのもこの作品がきっかけです。
今、私がリレーに対して本気で挑んでいるものこの作品を読めば分かるのかなと思います。
ちなみに私が好きなキャラクターは主人公の神谷新二ですが、もう一人好きなキャラクターがいます。
桃内公太というキャラで新二の後輩です!
桃内は筋トレ好きのパワータイプのスプリンターで昔からこういうキャラクターに惹かれてしまうんですよね。(テニプリの桃城とか弱ペダの金城とか)